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去年の記事を見直して
ああ、本当に辛かったんだなあと実感しました
あれから私は健診センターで働いて激務と持病の悪化で半年でやめてしまいました
主治医の勧めで、その先生と共に個人のクリニックで治療を受けながら働きつつパチンコ屋に復帰し朝は白衣を纏い、夜は黒いベストにミニスカートで働いてました。
いい加減社会保険をもって働こうと思ってクリニックの勤務時間を長くしてもらったら今度は(私の意思はなく)訪問看護師に何故かなってしまって、日々を凌いでおります。
1年ってあっという間だし、何があるかわからないですね。
つらいことばかりだけど、何で看護師をやめないのかなあ。
看護師である自分が嫌いなのに、何だかんだ4年目に突入するあたり、縁があるんでしょうね
訪問看護も、大変だけど病院と違って勉強になる
寝たきりで、目の見えないおじいちゃんがいる。
右も左もわからず、ただ言われた通りにおじいちゃんのリハビリを続けてきた
そしたら、最近ね
「なおちゃんは どんな人?わしは目が見えないから分からない。でもなおちゃんが好き。なおちゃんお嫁にきてくれ。」
って言うの。
泣きそうになった。
おじいちゃんの瞳には、どんな「なおちゃん」が見えてるんだろう。
看護師も、訪問看護も、全然自分には向いてない。なにをしてもうまくいかない。悔しい。けれど、私が行動を起こすことで喜んでくれる人がいる。なんて幸せなことなんだろう。看護師だからこそ味わえる幸福感で、これがまたやみつきになっちゃうのね。おそろしい。
週二回訪問する、認知症で短期記憶障害のあるおばあちゃんが「なんだかね さみしいの 帰らないで」って手を握った
病院で受け持ちだった患者さんに出会って「お久しぶりです」って言ったら、あの時はありがとうって涙して話されたこと
昔があるから今がある
何もかも無駄じゃないんだよ
たくさん泣いた
色んなことがあった
今も辛いことたくさんある
でも、まだこうやって看護師としてはたらいてスタッフや患者さんに恵まれて
これってとても幸せなことなんじゃないかなって思えるようになった
やっと、ね。
今の私は、頑張ってるよ。
未来の私へ。